活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

仕事

本気で変わる気があるのか

今日、NHKスペシャルで「人材不足」について報道されていました。 いろんな問題があるものの、原因ははっきりしています。 それは「日本の企業体質」です。 今まで、男性共同体を形成して女性を排除した上、 「男は外、女は家」という文化を醸成してきました…

時間泥棒を追いかけて

あなたの1日を3時間増やす「超整理術」 (角川フォレスタ)作者: 高嶋美里出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版発売日: 2014/02/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る転職をして10日目。 早くも前職の違いが鮮明になる。 前職はとにかく労…

良い上司、悪い上司、普通の上司

普通の上司とは、面白い仕事を部下に与え、つまらない仕事を自分がする。あるいは自分も部下もつまらない仕事をする。 良い(できる)上司とは、面白い仕事を部下に与え、自ら面白い仕事を作る。 悪い上司とは、自分だけは面白い仕事をし、部下につまらない…

この支配からの卒業

学び続ける力 (講談社現代新書)作者: 池上彰出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/01/18メディア: Kindle版購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (15件) を見るこれからの時代はリベラルアーツが大切だ。 その一言に尽きる本書。 リベラルアーツとは…

みんな、分かっていない

良い戦略、悪い戦略作者: リチャード・P・ルメルト,村井章子出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2012/06/23メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 78回この商品を含むブログ (20件) を見る良い戦略のテンプレはないが、悪い戦略のテンプレはある。 …

戦略の失敗は戦法では補えない

「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ作者: 鈴木博毅出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2012/04/06メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 181回この商品を含むブログ (43件) を見る失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (…

行動を変えれば人生が変わるか

天職は寝て待て 新しい転職・就活・キャリア論 (光文社新書)作者: 山口周出版社/メーカー: 光文社発売日: 2012/04/17メディア: 新書 クリック: 7回この商品を含むブログ (8件) を見る結局、「天は自ら助くる者を助く」ということでしょうか。 転職に出会える…

没個性の海に「私」をみる

「貴方の代わりはいない」 という言葉は仕事においてはまったく意味をなさない。 高度に組織化・システム化された仕事は習熟練度の違いがあるものの、特定の個人でなければならない理由はない。 むしろ、特定の個人でなければできない仕事はあってはならない…

今年の総決算をしてみると

2011年を一言でまとめると「鬱」ですかね。 今年一年は本当にモチベーションが低かった。仕事に対するやる気がなかったように思えます。 管理職になって(そもそも自分は管理職なのか? 役職的に)、とにかくムダな会議が多い。上に方針がない、マニュアルが…

そろそろ現実の話をしよう

企業というのは結局、昨年対比でものを考えています。 なぜ、昨年対比を基準にするのか。その理由は定かではありませんが、昔からやっているから、というのがホンネでしょう。 分かりやすい例では、売り上げを昨年対比プラスにしろ、というのが至上命題にな…

やってみてもいいかも

営業マンは理系思考で売りなさい作者: 菊原智明出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2011/05/27メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見るなるほどなぁ、確かに営業は科学であるといっても過言ではないですね。 今まで…

つながりを感じること

プレイングマネジャーの教科書―結果を出すためのビジネス・コミュニケーション58の具体策作者: 田島弓子出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2010/04/09メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 55回この商品を含むブログ (25件) を見る現場とマネジメント…

義を見てせざるは勇なきなり、か

人間の能力って、そんなに変化しているわけではありません。 しかし、社会に求められる能力は大きく変わっています。 よりハイスペックな能力を求められています。 社会の変化ゆえに仕方のないことだとは思うのですが、社会や企業、学校などが能力を育てる体…

遠き日を思い馳せながら

明日から部下にイライラしなくなる本 「上司の仕事」を自信をもって続けていくために作者: 高橋克徳出版社/メーカー: すばる舎発売日: 2011/01/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (3件) を見るありますよね。生徒やアシスタン…

中間管理職は辛いよ

そうか、君は課長になったのか。作者: 佐々木常夫出版社/メーカー: WAVE出版発売日: 2010/02/20メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 11人 クリック: 66回この商品を含むブログ (53件) を見るマネジャーになってしまったら読む本―リーダーシップに自信が持…

増殖する書籍達

リヴィングストン(1) (モーニング KC)作者: 片岡人生,前川知大出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/11/22メディア: コミック購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (14件) を見る (アフタヌーンKC)" title="ACONY(3) (アフタヌーンKC)">ACONY(3) (…

最近読んだ本

最近、読んだ本。かもめの日 (新潮文庫)作者: 黒川創出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/09/29メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見るあまり期待しないで買った本でしたが、意外に面白かった。 最近、ビジネス本とか軽い文章を読…

カイジだってアカギだって、みんなみんな生きているんだ

35歳までに読むキャリア(しごとえらび)の教科書 就・転職の絶対原則を知る (ちくま新書)作者: 渡邉正裕出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/10/07メディア: 新書購入: 6人 クリック: 114回この商品を含むブログ (37件) を見る発想が面白い。 なるほど。…

自分を変えろ、世界を裏返せ

学習の作法作者: 天流仁志出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2010/03/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (1件) を見るはじめての中学受験 これだけは知っておきたい12の常識作者: 宮…

諸子百家鳴動し、日本は動くのか

茂木健一郎 @kenichiromogi さんの日本の就職連続ツイートとその反響 - Togetterまとめ茂木先生が発した言葉が各所で異論反論オブジェクション(古っ)しているみたいですね。 個人的な意見はまず置いておき。 まずは茂木先生への反対論者から見てみましょう…

誰が神様か

間違って使われてる?三波春夫さん「お客様は神様です」の真意とは - はてなニュース お客様は神様か。 「お客様は神様です」と最初にいったのは三波春夫氏です。 彼の真意はさておき、少なからずこの言葉は客側の絶対優位を示す言葉として使われてきました…

読むこと、理解すること、実践すること

ハカる考動学作者: 三谷宏治出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2010/04/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 108回この商品を含むブログ (15件) を見る誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方 やっぱり大事!!…

カウンターパンチをお見舞いしろ!

くたばれ、社畜ども! というようなブログを多く見かけます。 論旨そのものは真っ当ですし、それをどうこう言うつもりもありません。 ただ、社畜を撲滅すること以上に、社畜を作り出す社会や企業をどうにかすべきです。 各個撃破しても、社畜なんて次から次…

問題はそこじゃないでしょう

俺が今感じてる閉塞感をリアルな言葉にしてやるよ 404 Blog Not Found:YesなくしてNoなし どちらが正しいのか。 おそらくどちらも正しい。 でも、どちらも正しくない。 だって、どちらも自分目線でしょ? そりゃ、私だって不満はいっぱいありますし、同時に…

若けりゃいいってものでもないでしょう

受験生の皆さんは現役で日東駒専に行くか、浪人してMARCHに行くか、悩むと思います。 実際、私の生徒にも多くいました。 彼らにはそれとなく現役がいいよ、と勧めますが、最終的には本人の意思を尊重します。 しかし、本音を言えば、現役で大学に入って4年で…

ホント、大人って汚いですね

仕事はまま好きなんですが、会社が本当に嫌いだな、と。 だれしもが思うことでしょうけど、ホント会社って我々従業員を考えてくれていないな、と思います。 というか、自分の都合しか考えていません。 経営陣がどんなに戯言をのたまっても、結局自分の利益以…

たまにはまじめに

楽天大学学長が教える「ビジネス頭」の磨き方作者: 仲山進也出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2010/01/18メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 185回この商品を含むブログ (8件) を見る 言っていることは非常にシンプルです。 「自走…

つれづれなるままに日暮硯に向かいて

○「魂は細部に宿る」と言います。 その通りだと思っています。ほかにも「画竜点睛を欠く」などともいい、結局、細部にこだわりを持っているかどうかが、その人の真価が分かる部分ではないでしょうか。 教育産業に移って早3年が経とうとしています。 しかし、…

収奪経済からの脱出

http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20091227/1261924397何かと叩かれるフランチャイズ形式。 あたりまえなんですよ。フランチャイズそのものが、本部がいかに現場の苦労なしに利益を収奪するか、というシステムなんですから。 じゃあ、オーナー側のメリッ…

本当はあいつが……

よくビジネス書で、職場を変えるには「自分から変わらなければ」とか「みんなが変わる必要がある」と書いてありますが、あれって上から目線ですよね。 正確には上司目線です。 本当に変わらなければいけないのは上司です。 往々にして職場の環境が悪いのは上…