活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

いやぁ、映画ってホント、いいものですね。

映画館で観たかったんだけど、なぜか観なかった作品。
4人の俳優を、12年の歳月をかけて撮影。


結論を言うと、何も起こらなかった。
本当に6歳の少年が18歳になるまでを描いた作品です。
撮影手法は面白い。ただ、エンタメではない。


最近、こういう何も起こらない作品が増えた気がするのは気のせい?


最初の少年を撃つまでに、だいぶ時間をかけたから、
戦争だけど子どもを殺すことに対する矛盾を描くのかと思ったら……。


まあ、それはいいとしても、どう結論づけるのかと思えば、
英雄的な終わらせ方。イラク戦争は正義がなかったと言われるだけに、
この終わり方はいかがなものか。


タイムトラベルもの、家族ものとしても微妙。
悪くないけど、よくもない。
そこそこ面白かったけど、どうなんでしょう。