最近、読んだ本。
- 作者: 黒川創
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/09/29
- メディア: 文庫
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最近、ビジネス本とか軽い文章を読みすぎていたから、たまには深い文章を読もうと買ったのですが。
物語を俯瞰すると、実は非常にありきたりの、たいしたことのない(じゃないのもありますが)物語の集まりです。
ですが、それがラジオというつながりを持ち、実は繋がっていることが徐々に分かっていく。
けれど、強いつながりではなく、放ってしまえば切れてしまうつながり。
そのつながりが自分の人生に重要であることを感じていく。
多くを語らない上質な文章でした。
いくつか「?」と思うところはありましたが、たまにはこんな物語もいいですね。
何も起こらない、何かが変わったわけではない。
でも、何かが変わっていく。
やはり、小説はよい。
くたばれ!就職氷河期 角川SSC新書 就活格差を乗り越えろ (角川SSC新書)
- 作者: 常見 陽平
- 出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ
- 発売日: 2010/09/10
- メディア: 新書
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- 作者: 石渡嶺司
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/10/16
- メディア: 新書
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もちろん、学生自身も問題もありますが、それ以上に企業がありもしない学生像を学生に求めすぎです。
己を信じ、己を突き進んだ学生を企業は欲しがる。
やりがいがある仕事を創造できる企業を学生は行きたがる。
でも、
そんな学生も企業もほとんどないということに気づかないといけない。
その辺は非存在少女と同じ?(苦笑)
「カタリバ」という授業――社会起業家と学生が生み出す “つながりづくり”の場としくみ
- 作者: 上阪徹
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2010/09/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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語るべき言葉を、語るべき人が待っている。
でも、誰もどんな言葉を語るべきか、語ったことで自分がどう変わるのか分からない。
これほどまでに「自分」を考えなければいけない時代はなかっただろう。
ゆえに生きづらい。
その場を提供する「カタリバ」は面白い試みだと言えます。
今後どうなっていくか分からないですが、今後も必要な場となるでしょう。