活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

それは共鳴する音叉のように

本当によい表現とは、それを感じたときに「何かを表現したい」と思えることだと思います。 表現──クリエーションという定義が何であるか。 その答えは十人十色だし、おそらく誰もが納得する答えを出すことはできないでしょう。 しかし、私は表現を感じたとき…

サービスすること、人に接すること

たかだかアルバイト風情に講釈を垂れても仕方がないことは分かっています。 それでも、どうしても気になって仕方がないのです。 何が気になるのか。 今日、入ったコンビニ店員の対応が気に入らなかったのです。 バイト店員に何を、と思う人も多いでしょう。…

物語化する人生

最近、小説家になりたい、漫画家になりたい、俳優になりたい、芸能人になりたい、という人が増えている気がします。 つまりは、人とは違う人生、あるいは記憶と記録に残る人生を送りたい、ということなのでしょう。 それ自身は別段悪いことだとは思いません…

胃もたれむかつきに……

大正漢方胃腸薬!? って、冗談です。 それはさておき、巷で噂の「ラーメン二郎」へ行ってきました。 基本的には大盛りの店なのですが、ジロリアンと呼ばれる熱狂的ファンによって、その名が有名です。 知人にしつこく勧められていたのですが、意を決してつ…

すべてはスパイスひとつまみ

書きたいことは山ほどあれど、あれこれくだくだしく書くのも好きではありません。 というわけで、書きたいことを絞って書いてみたいと思います。というか、書くわけですが。今日、『スーパーエッシャー展』と『パプリカ』を観に行きました。 騙し絵で有名な…

もやもやするもの

つまり、今の平等という考え方はとても奇異なんです。 誰もが公平、誰もが平等というのは一見正しいように見えて、変な思想が絡んでいます。 だって、今の日本の平等は上限の平等だからです。 出る杭は打たれる、ではないですが、横並びこそが平等だと考えて…

キミにしかできないこと

映画には映画しかできないことがあり、 文学には文学にしかできないことがあります。 この休日は『太陽』と『夜のピクニック』を観て、読んで大満足でした。 『太陽』は敗戦末期の昭和天皇を追いかけた映画で、 ストーリーよりも昭和天皇の人格や苦悩に焦点…