活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

終わりのない円環のごとく

サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)作者: 大崎梢出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2010/03/11メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (38件) を見る毎回、きちっとしたミステリを書いてきますね。 でも、そろそろ…

別役のある風景

やっぱり別役実は面白いですねえ。 今日、知り合いの公演を見に行ったのですが、別役の脚本はやっぱり面白い。 何が面白いって、人間関係の妙をついたところが面白い。 『壊れた風景』は、道の途中で人々が繰り広げる何気ない光景なのですが、話が微妙にかみ…

時をかける少女

『バクマン。』を読み返していたら、ふと気になることがありました。 6巻19ページで加藤さんが「そ、そうなんですよね 真城さんより8つも上……」といっていました。 この時点で、真城君自身は高校三年生。7月4日掲載ジャンプに巻頭カラーで載る原稿を書い…

そんなのあり!?

J1グランプリの最終候補作が大変なことになっています、姉さん(爆笑)。 「カミヨメ」 「4890!」 「残念少女と侵略男子」 この組み合わせって完全予想外。 というか、全然ガンガンっぽくない! 全部ガンガン以外だったらいけるんじゃない? といった…

昔は好きだったんですよ、電撃さん

プシュケの涙 (メディアワークス文庫)作者: 柴村仁,也出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2010/02/25メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 89回この商品を含むブログ (37件) を見る 「こうして言葉にしてみると……すごく陳腐だ。笑っていいよ」…

天国への道のりは遠いか

『東のエデン2 Paradice Lost』を見に行きました。 いや、面白かったんですが。面白かったんですが。 いまいち、ラストに納得がいっていません。 というか、セレソン全員出ていないじゃないですか。 確かに、この国の空気と戦う、というコンセプトはかろう…

正しさの証明

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/02/10メディア: 文庫購入: 75人 クリック: 954回この商品を含むブログ (515件) を見る 最近、自信を失いかけていた自分の作品に対する嗅覚が、まやかしではないことを確信す…

オタクだもの

オタクがオタクとして認知されるのは外見ではありません。 よく、オタクが変わるには外見を変える必要がある、という発言やサイトがありますが、それは正しいとは言えません。 その始まりは「電車男」ではないでしょうか。 オタクがオタクとして認知されるの…

最近読んだ本

ホワイトクロウ (インディゴの夜) (創元推理文庫)作者: 加藤実秋出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2010/02/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (32件) を見る誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール作者: 野口…

ホント、大人って汚いですね

仕事はまま好きなんですが、会社が本当に嫌いだな、と。 だれしもが思うことでしょうけど、ホント会社って我々従業員を考えてくれていないな、と思います。 というか、自分の都合しか考えていません。 経営陣がどんなに戯言をのたまっても、結局自分の利益以…

共感〜、共感〜、共感してください

ロジックだけでは思いは伝わらない! 「共感」で人を動かす話し方作者: 菅原美千子出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 2009/12/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 9人 クリック: 157回この商品を含むブログ (16件) を見るロゴスからパトスへ。 今…

最近読んだもの

バクマン。 7 (ジャンプコミックス)作者: 小畑健,大場つぐみ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/03/04メディア: コミック購入: 9人 クリック: 257回この商品を含むブログ (162件) を見るやっぱり、『バクマン。』はいいですね。 体調不良による休載、その…

際は際でも、きわものです。

やはり、今の学問に必要なことは近隣分野との連携ではないでしょうか。 もちろん、今までにも学際研究と叫ばれてきましたが、そろそろ本格的にやらないと学問としての意義を失う気がします。 それは今の大学の学部学科です。 あまりにも細分化、複雑化してい…

Look at the back

勉強法やノートの取り方など、学習するための方法論が書かれた書籍が相変わらず人気です。 とくに、「東大生のノート」はベストセラーにもなりました。 ですが、実際に成績が上がった人はどれだけいるでしょうか。 おそらく100人に1人いればいいほうでしょう…