活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒット&ラン

社会学的にはポストモダンであり、経済学的には不確実な時代である、この混迷した時代にヒットする物語とは何だろうか。 そんなことを考えてみました。 そんなことが分かれば出版もテレビもこぞってやるのでしょうが、その一端は存在します。 それは「家族」…

学歴ロンダリングなんて簡単

日本は新卒主義ゆえに「学歴」というものが幅を利かせてきました。 しかし、その学歴をロンダリング(洗浄)することなんて以外に簡単です。 社会人枠で、大学院へ入学すれば最終学歴が思うがまま。 大学院に入学すること自体は難しいですが、ビジネス関連の…

そこに「愛」はあるかい?

仕事に「幸福」を見いだせるか。 多くのビジネスパーソンが「No!」と叫ぶでしょう。 われわれ日本人は何のために働いているのか。 近年、社会へ貢献するために仕事をしたい、という人が増えているとのこと(『プレジデント』2009.10.9号)。 結局、人は賃金…

幸福の条件

幸せの青い鳥。 幸せの黄色いハンカチ。 人間はいつも「幸福」を探し求める旅人です(笑)。幸福の方程式 (ディスカヴァー携書)作者: 山田昌弘,電通チームハピネス出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2009/09/09メディア: 新書購入: …

きわどいよね

ソウルイーター 15 (ガンガンコミックス)作者: 大久保篤出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2009/09/18メディア: コミック購入: 5人 クリック: 39回この商品を含むブログ (34件) を見る どんどんといっちゃっている方向に行きますね、『SOUL EA…

これが本の生きる道

出版業界(書店含む)が再生するためには何が必要か。 ひとつは「再販制」の廃止だろう。 価格を固定することで、売りづらくなっているのは事実であるし、そこに付属する流通構造こそ問題であろう。 世の中が気にしている「再販制」廃止による価格高騰と暴落…

明日なき未来へ走れ

http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090920/bks0909200759000-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090921/acd0909210151000-n1.htm 本が売れないという。 その大きな理由が出版数の増加だ。 あまりにも多くの出版数に書店が対応しきれず…

分かったような分からないような

この1冊ですべてわかる コーチングの基本作者: コーチ・エィ,鈴木義幸出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 2009/08/29メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 34回この商品を含むブログ (7件) を見る いろんなコーチングの本を読んできま…

ようやく読み終えた

ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ新書juice)作者: マルコイアコボーニ,Marco Iacoboni,塩原通緒出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/05メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 89回この商品を含むブログ (41件) を見る…

迷走の先にあるもの

ガウガウわー太2 5 (IDコミックス REXコミックス)作者: 梅川和実出版社/メーカー: 一迅社発売日: 2009/09/09メディア: コミック クリック: 7回この商品を含むブログ (15件) を見る *ネタバレあり。注意。 『ガウガウわー太2』 ついに終わったしまいました…

癒されたいんです、最近

映画はいいね。リリンの生み出した文化の極みだよ。 と、カヲル君ごっこしてみたり(笑)。 今週見た映画は二つ。 『グッド・バッド・ウィアード』 知らなかったのですが、もしかして元ネタがあって、それをリメイクしているのでしょうか。 どうやら、本元の…

寝る間も惜しんで

最近、寝る間も惜しんで本を読みあさっています(通勤睡眠を削って(笑))。 しかし、相変わらず節操のないジャンルの読み方です。我ながら笑えてきます。 (創元推理文庫)" title="さよならの次にくる (創元推理文庫)">さよならの次にくる (創元推理文庫)作…

あまのじゃくですから

最近、やたらと官僚が悪者扱いされているので、たまには擁護してみようかな(苦笑)。 もっとも、あまのじゃくな性格なので人と違うことをしているだけですが。 官僚がたたかれている点は2つ。 ひとつは天下りです。 しかし、この天下り。実は合理的な理由が…

名作への扉

夏への扉[新訳版]作者: ロバート・A・ハインライン,小尾芙佐出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/08/07メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 35人 クリック: 274回この商品を含むブログ (127件) を見るぼくが飼っている猫のピートは、冬になるときまっ…

パイの奪い合いとは醜い

「本の現場」はスゴ本: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる よく出版不況といわれていますが、いったい出版界が不況ではなかったときはあるのでしょうか。 あ、バブルか(笑)。 パイ(市場)が小さくなれば、取り分も小さくなる。 それは…

方法論を論じることの必要性

ふと、『BAKUMAN』4巻を読みなおして思ったこと。 最近、ノウハウ本や情報が溢れすぎているな、と思います。 「33ページ ありとなし」でも書かれているとおり、教わらなければパースさえ描けない人も多いのではないでしょうか。 よく「学ぶ」は「まねぶ(真…