活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

中世という時代

最近、書籍(小説・新書エetc)を少し読めば、その質というものが分かるようになりました。 文章には、コストの高いものとそうでないものがあります。 コストの高い作品とは、どれだけの情報量を使って文章を書いているか、ということです。 伊藤正敏『寺社勢…

補足説明

昨日のブログ内容に補足を。 私自身は大学進学率の低下はやってはいけないことと考えます。 それは、資材の乏しい日本では、それこそ「人財」として活躍してもらわなければ困るのので、彼ら一人一人のスペックを上げる必要がある。そのためには、必然的に高…

流れを変えろ

三浦展『下流大学が日本を滅ぼす! ──ひよわな?お客様?世代の増殖』 『下流社会』の著者が、日本の教育制度(主に大学)について意見している新書です。 一言で言えば、エリートを作り出せ、というのが彼の持論のようです。 今の大学は大学全入時代が表す通…

あまりにも違いすぎる

『笑いの大学』 いわゆるワンシチュエーションムービーです。 時代は昭和15年、出版物が統制をうけていた時代の話です。その時代の演劇公演の統制が話の主軸にあります。 台本から公演の許可・不許可を出す審議官と脚本家が織りなす喜劇です。 これは面白…

雨にも負けず(って、土砂降りやん)

ドラムスKO!『G.G.』 久しぶりに、演劇を見ました。 前回、『佐藤研』を見て、今回も科学ネタとのことだったので見に行ったのですが……。 正直がっかりでした。 『佐藤研』での観客の巻き込み方が一切無く、普通に舞台が進行していました。 役者は1時…

ミキちゅぁぁぁ〜ん(爆笑)

『キサラギ』 あまり面白くないかな、と思っていたのですが、意外に面白かった。 話の全体像は如月ミキというアイドルが自殺し、その一周忌を偲ぶため、ファンサイトの常連が5人が集まるという話。 舞台はそのために借りたビルの屋上にある部屋。 カメラは…

青い、新しいヤツ

今日、朝起きると大変なことが起きていました。 いつも私は携帯のアラームを目覚まし代わりに使っています。今日もいつも通りアラームが鳴ったので意識朦朧とした中、止めたのです。 ただ、何かがおかしかったのです。 何がおかしいかというと、液晶画面が真…

金も女もいらねえ、わたしゃも少し映画がほしい

今日はいろんなことを忘れて映画三昧でした。 まず、新宿ピカデリーで『ダークナイト』を観て、そのままバルト9で『スカイ・クロラ』を観て、さらに自宅でDVDの『アイ・アム・レジェンド』『バイオ・ハザード3』『麦の穂を揺らす風』を観ました。 朝1…

北北西に進路をとれ

「売り場のプロ」はこうして生まれる!―人気ショップに学ぶ人の育ち方・育て方作者: 丸木伊参出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2008/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る 各所で、人材を「人財」と呼ぶよ…

論理の迷路をさまよって

小野田博一『13歳からの論理ノート』 題名は某『13歳からのハローワーク』のパクリのようですが、内容はまったく異なります。 論理的に物事を捉え、表現するためにはどうすればいいのか、その方法論が書かれています。 いわば、13歳でも分かる論理学、…

合計6418円也

『PLUTO(6)』、『ism/i(2)』、『13歳からの論理ノート』、『ゼロ世代の想像力』、『「売り場のプロ」はこうして生まれる!』、『PRESIDENT』8月号…… 計6418円也。 一回で購入した書籍の金額です。 改めてみると、よく買うな、と思います。 しかも、これ…