活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

良い上司、悪い上司、普通の上司

普通の上司とは、面白い仕事を部下に与え、つまらない仕事を自分がする。あるいは自分も部下もつまらない仕事をする。
良い(できる)上司とは、面白い仕事を部下に与え、自ら面白い仕事を作る。
悪い上司とは、自分だけは面白い仕事をし、部下につまらない仕事ばかり与える。


名ばかり管理職になって思うことは、上司の仕事は部下をどう使うか(動かすか)に尽きます。
使うと言っても、ブラックみたいにこき使う・消耗させるのではなく、どう気持ちよく仕事をさせるか、です。
すなわち、面白い仕事をあてがって、どう仕事のモチベーションと能率を上げさせるかということ。


自分の考え方の基本として、部下は仕事が面白ければ勝手に仕事をする、と考えています。
となると、考えられることは面白い仕事を差配するか、今ある仕事を面白くさせるかの2つです。
後者についてはかなり難しいので、前者をメインに、どう後者へ持っていくか、が課題になります。
それができれば、部下は「ひーーはーーー、仕事楽しいいいいwwwwww」ってなるわけです(笑)。


そうなると課題なのは、どんな仕事が部下にとって楽しいか。
渉外(営業)が楽しい部下もいれば、データ整理が楽しい部下もいます。それぞれの個性(特性)に合わせて、仕事を差配することが上司の仕事といえます。
上司は部下の個性を考えなければいけません。
得意伸張の仕事配置こそが仕事を捗らせるコツではないでしょうか。


ただ、それが得意(好き)な上司はよいですが、苦手な上司は厳しいですよね。
自分自身も仕事は楽しくしたい。そのためには楽しい仕事を作り出す力が必要です。
多分、今の「上司」と呼ばれる人は「仕事を作り出す能力」をどう養うか、が上司として続けていく条件ではないでしょうか。


と、名ばかり管理職は思うわけです。