活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

補足説明

昨日のブログ内容に補足を。


私自身は大学進学率の低下はやってはいけないことと考えます。
それは、資材の乏しい日本では、それこそ「人財」として活躍してもらわなければ困るのので、彼ら一人一人のスペックを上げる必要がある。そのためには、必然的に高学歴にならざるを得ない。
正直、仕事内容が大卒に見合う見合わないなんてどうでもいいんです。しかし、独り一人のスペックを上げなければ世界から取り残されてしまう。
だからこそ、大学へ進学し、それなりの知識と教養を身につけてほしいわけです。


ただ、現状の「下流大学」では右から左へと学生を流しているだけで、何の力もつけていません。だから、改革が必要なのです。その点で、三浦氏の論に賛成しているわけです。


なので、彼の唱える高等学校の廃止や早い段階での就職というのにも反対です。飛び級精度はありだと思うのですが、高校を廃止するとそこで養われるべきものがない状態で社会に出てくることになる。グローバリズムの中で、かつては中学レベルの能力で充分だったものが、今は高校レベルが求められている。むしろ、私は高校まで義務教育にすべきだと考えている。
そして、大学は職業大学と教養大学に分ける。それによって22歳で能力の高い若者を排出できると考えている。