活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

雨にも負けず(って、土砂降りやん)

ドラムスKO!『G.G.』
久しぶりに、演劇を見ました。
前回、『佐藤研』を見て、今回も科学ネタとのことだったので見に行ったのですが……。


正直がっかりでした。
『佐藤研』での観客の巻き込み方が一切無く、普通に舞台が進行していました。
役者は1時間40分見せきるだけの実力はあるものの、前回のアインバーグ並の勢いのある役者はおらず、至って普通なんですよね。


台本自体は前回とコンセプトは同じなのでしょうが、観客が巻き込めてない分、遺伝子工学の問題を出されても、重たいだけで共感できません。
その辺りは、観客の拍手の大きさが物語っていました。


全体的にいえば、普通の演劇なのですが、唯一許せない部分がありました。
それは照明です。
まず、地明かりが中途半端。セッティングがいけないのかオペがいけないのか、ムラがありありと見えていました(狙った感じではなかったので、明らかなミスでしょう)。
なおかつ、オペ操作も各所にミスが見られ、しかも調整が雑で光の変化がいちいち目に付きました。


『佐藤研』の時のような驚きや引き込まれ方がなかったのが非常に残念です。
個人的には、前回のアインバーグ役の方と佐藤教授役の方(確か主宰だったはず)が出ていなかったのが残念でした。