大正漢方胃腸薬！？ って、冗談です。
それはさておき、巷で噂の「ラーメン二郎」へ行ってきました。
基本的には大盛りの店なのですが、ジロリアンと呼ばれる熱狂的ファンによって、その名が有名です。
知人にしつこく勧められていたのですが、意を決してついに行きました。
結論から言えば、想像していたよりは不味くなかった、です。
ラーメン二郎は極太麺に背脂醤油味、それにブロックチャーシューと山盛り野菜というラーメンです（ジロリアンに言わせると「二郎はラーメンではなく、ラーメン二郎という食べ物」だそうです）。
スープは背脂が一面に広がり、とにかく脂っこい。背脂の旨味に救われていますが、それがなければ食べられません。
麺は極太麺で、食感はラーメンというよりは細いうどんです。腰があるのかないのかよく分からない麺です。
チャーシューは今流行なのか分かりませんが、よく見られる薄味のチャーシューです。
総合評価としては中の下、といったところです。
脂っこいものが好きな人にはたまらない、ラーメン600円であのボリュームが貧乏学生には受ける、のではないでしょうか。
ただ、スープを飲むと、醤油・ニンニク・油の順番で変化していき、最後は油の味しか口の中には残らないので、ラーメンを食べているのか油を食べているのか分からなくなります。
正直、麺も野菜と一緒に食べないと油で飽きてきますし、それでも食べていくと飽きてきます。
想像を絶するほど不味くないですが、通い詰めるほど旨いものでもありません。
