活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

物語化する人生

最近、小説家になりたい、漫画家になりたい、俳優になりたい、芸能人になりたい、という人が増えている気がします。
つまりは、人とは違う人生、あるいは記憶と記録に残る人生を送りたい、ということなのでしょう。
それ自身は別段悪いことだとは思いません。そういう人生もありかな、と思っているので。


ただ、ふと思ったことは、そんな人達の人生というのが「物語」の一つではないのか、ということです。


自分自身の人生を物語にする行為、それが他人とは違う人生を生きたい、ということだと考えます。
小説家や漫画家は自らが描く物語を、俳優は自らが演じる物語を、人生としたいのでしょうか。それとも、その行き方そのものを物語にしたいのか。


特別な職業だけではなく、一般の人達も自分の人生を物語にしたいのではないでしょうか。
自分だけの物語、それこそが物語なのかな?


ちょっとそんなことを思ってみたり。