- 作者: 一橋大学経済学部
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2013/02/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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買って読んでみました。
いやぁ、かなり時間がかかりましたね。
確かに、説明自体は明快で分かりやすかったのですが、
内容そのものは、かなりレベルが高い。
言うように、大学生の初年度、高校で政治経済をしっかり学んだ人ではないと、
この中身を理解するのは大変です。
実際、ガチ文学系出身の私では、読み終わるまでに一ヶ月ほどかかっています。
しかし、内容は現状を踏まえた面白い内容になっています。
今の社会に通じる知識を説明しているから、
読んでいて飽きることはありません。
そういう意味で、本書はお薦めです。
一方で、少なくとも高校の政経レベル、
あるいは経済系のニュースが理解できる程度の知識がないと、
本書の言っていることを理解することは難しい。
その点で「教養」といえる内容でしょう。
さすが一橋講師陣。
一橋、あるいは同等のレベルの経済系学部を目指す高校生や
経済系学部の大学生には、是非とも読んでほしい書籍。