AKB48の峯岸みなみが男性との密会がばれて丸坊主になった件はネットでは話題沸騰し、今度は柏木由紀がターゲットとなっています。
これらの件について、私は言うべき立場にはありませんが、世論は主に二つの論争に集約されるような気がします。
「アイドルが恋愛をしていいのか否か」
「丸坊主は正しかったのか否か」
前者においては、私は「(表向き)恋愛してはいけない」と思っています。
理由はアイドルとは、有り体に言えば「処女の少女が一生懸命頑張っている姿」であり、ファンはそれを応援したいわけです。それが実態であるかは愚問であり、少なくともフィクションであろうとなかろうと、その姿を信じています。
言い換えれば、ディズニーランドのミッキーの中の人を、ディズニーファンに言い立てるようなものです。
無意味に等しい。
つまり、「処女の少女」あるいは「ファン全員の彼女」を売りにしている以上、特定の男性とつきあうのは御法度です。
現実的には、つきあっていてもかまわないと思います。ただし、それがばれない限り、という前提がつきますが。
公として「彼氏がいない」というスタイルが必要です。裏で男性とつきあっていおうが、処女ではなかろうが、それは問題ではありません。
問題となるのは、ファンに信じさせられるかどうか、です。
そのために「恋愛禁止」ルールを作るのはありです(遵守させるかは別問題)。
ここでの一番の問題は、マスコミにすっぱ抜かれたことです。
その時点でアイドル失格です。
夢を売る商売で、夢のメッキが剥がれてしまっては買う人はいません。プロ失格といってもよいでしょう。
丸坊主が正しかったかは何とも言えません。
その夢を守るための施策か、見せしめか。
どちらが言い出したにせよ、強制力が働いたのでは? と邪推されている時点でダメだとは思いますが。