活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

プロってすばらしい

この人のすごいところは考え方を変えた、つきあう人を変えた、というところでしょう。
それを分かっていてできる人はなかなかいません。
もっとも、彼自身もリストラに遭いかけたという窮地の縁があったからこそ変化できたのでしょう。


本書の中で納得したのは「プロは顧客の不安を解消する言葉を持っている」ことでした。
本書の中でも言っていますが、行列で「何分くらい待ちますか?」と聞いて「分かりません」と答えるのは愚の骨頂。
私自身、何度か試していますが、そのたびに「分かりません」という言葉が返ってくる。しかし、繁盛している店は「○○分くらいかかりますが、よろしいでしょうか?」と必ず返答してきます。
別に30分かかると言われて40分でも怒りはしないです。客の方もそれくらいは覚悟しています。
それより目安が欲しいんです。並ぼうと思うけど、どれくらい待つのか、その判断材料が欲しいんですね。
アバウトでも数字が分かれば客は安心するものです。


それと同じように、プロは顧客を安心させなければいけません。
それができるのがプロといえるでしょう。


バクマン。 16 (ジャンプコミックス)

バクマン。 16 (ジャンプコミックス)

相変わらず面白いな。
この巻はバトルチックな巻でした。
いやぁ、バクマンはいいですね。