活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

非常時こそ人間性がみえる

3月11日に東北太平洋地震が発生しました。
校舎におり、被害はほとんどなかったものの、停電に遭いました。
JRは全線運休で自宅に帰れず、近くの小学校へ避難しました。


その中で感じたのは日本人のモラルの高さです。
停電の中、対策用の電池を買いに来ていた消費者は一列にきちんと並んでいました。店舗自体は停電しているにもかかわらず。
避難所でも毛布や食料を受け取るときも整然としていましたし、自身が被災しているのにボランティアを申し出ている人もいました。
これは海外では見られないことです。


特に前者は日本ならではで、阪神淡路大震災のときも世界に報道されたほど日本人のモラルの高さを示しています。
海外だったら、間違いなく強奪が発生しています。
このモラルの高さは日本が誇るべきものです。
個人主義、自己責任などの個人がクローズアップされている現代ですが、集団の大切さを考えさせられます。


日本は「恥」の文化だと称されることもあります。
その行動が「恥」どうかが判断の基準になる文化です。
同時に「恥」を感じる価値観でもあります。
個人主義では我も我もと自分優先になりがちです。


こういう文化は日本が大切にしなければならないものではないでしょうか。


最後に。
北太平洋地震に被災された方への復旧が一日も早いことを願っております。