活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

そろそろ死んでしまうかも……

久しぶりに、まともな休日。
おかげで12時間も寝てしまった……。


さすがに疲れていたんだな、と自分を慰めました。


で、遅ればせながら、センター試験の総評を。
文型科目を解答しましたが、全体外観としては「平均並み」でした。特に難しいと感じた科目も優しいと感じた科目もありません。
細かく見ると、国語の漢文が高校生には分かりづらい内容だったと思います。
小説の表現を問う問題でつまづいた生徒が多かったようですが、なぜあれだけ広い範囲の文章の表現を聞かれているのかに気づけば簡単だったはずです。
現代文に至っては、センターが大好きな空間論・身体論でドンピシャです。


世界史は昨年、文化史が少なかったせいか、今回はかなり多め。
広くとらえれば文化史しかなかったと言っても過言ではありません。ほとんど知識問題。
日本史はいつも通りといったところです。歴史を俯瞰した問題でした。


英語は第4問のEU諸国の価値観グラフで、なじみのない(と生徒が思う)単語が出てきました。
しかし、単語が分からなくても解答できてしまうので、ここで惑わされるようでは問題慣れしていないと言わざるを得ません。
広告問題は文章が多かったですが、素直な選択肢だったので迷うことはないでしょう。


一応、数学1Aも見ました。三角比で難しいと感じましたが、確率が簡単だったので全体では「平均並み」。


基礎を徹底し、センター問題の過去問をきちんと解いている高校生ならば、70〜80%とれてもいい問題だったと思います。
英語は構造的に難しい問題はありませんでしたし、選択肢も素直でした。
国語はやや考えさせる問題であるものの、これも選択肢で迷うことはありません。
得点できた生徒とできなかった生徒の差は、本当に練習量の差しかないでしょう。


今年の国公立のボーダーは少し上がるのは必至でしょう。
中間発表の平均点も上がっていますし、解答した感覚としてもボーダーは上がるはずです。
去年のボーダーぎりぎりの受験生は、ワンランク下へ出願した方が無難かも知れません。