活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

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戦争の日本近現代史 (講談社現代新書)

戦争の日本近現代史 (講談社現代新書)

いのちのパレード (実業之日本社文庫)

いのちのパレード (実業之日本社文庫)


ここ最近、本が読めていませんが、その中で読んだ本。
ううん、短編集が多い。
いや、面白いんですけどね。


ゼロ年代SFは、読むとやはり趣味の合う合わないはともかく、上手い人の文章は魅力的ですね。
しかし、「これはSF?」と首をかしげるものもあるのもまた事実。
まあ、いいんですが。


加藤先生の戦争から見る近現代史は、非常に意欲的。
政治・経済から日本が戦争を起こした理屈を明らかにしています(それが正しい理由かは別として)。
明治から昭和初期にかけての論旨は非常に面白かったのに、なぜか石原完爾がバカっぽく描かれていました。
いや、確かに、ある意味バカですが、理念的バカであり、戦略的には優秀だったはずですが?


ああ、本が足りない。
もっと本を。私に本を(笑)。