日本対パラグアイ戦でありながら、全然見ていない（見る気もない）非国民です（笑）。
Twitterにも書いたとおり、これからは知と知とつなげる作業こそが求められる時代です。
知そのものは重要な時代ではありません。
残念ながら、ネットの登場によって知識・情報に価値がなくなってきました。
だから、情報をどう使いこなすかが重要になってきたわけですが、それ以上に、知と知をどうつなげるか、ここに力点が置かれ始めています。
勉強も同じではないでしょうか。
かつては、知識が問われていましたが、今は少ない知識でも、それをどう使いこなし、組み合わせるかが求められています。
社会がそれを求めているからです。
それを理解している人だけが勉強をものにできるのではないでしょうか。
しかし、それができる人間はごくわずかです。
むしろ情報過多になっている現代、情報を排除している傾向にあります。自分の範囲10ｍ以内の世界だけが、全世界になっています。
情報処理も、情報統合もできないゆえに、情報を排除しているのです。
昔の方が世界が広かったなんて、口が裂けてもいいません。
ですが、今の人の多くは世界を限定していることは間違いありません。そうしないと、情報を整理できないからです。
情報が得られる時代でありながら、あまりに多い情報に人間のスペックがついて行けないのです。
そのために、リアルで繋がることに価値が生まれているような気がします。
Wカップもその一つではないでしょうか。
多様化した社会の中で、多くの人が一つになれる数少ないものです。
感情をリアルに、しかも同時に共有できることはなかなかありません。
だから、こんなにも人はWカップに盛り上がるのではないでしょうか。
……なんて、斜に構えてみたり（苦笑）。
