結論として、日本はダメだなと。
教育という観点から見て、人材育成がまったくできていません。
もはや社会に人材を育成する力が残っておらず、学校教育に委ねられていますが、それもまだ完全ではありません。
今日のTBSの池上彰の番組でも紹介されていましたが、ハーバード大学の新入生に日本人が5人しかいないそうです。それどころか、マサチューセッツ工科大学には一人もいないそうです。
これでは、日本に優秀な人材は存在しませんよね。
しかも、日本の技術は海外に流れ、工学部を志望する学生は６．６％。
こりゃ、日本の技術力もダメになりますよね。
問題は学校教育である以上に、格好良い大人がいないことです。
結局、格好良い大人がいないから、子どもが目指すべき大人像がないんじゃないでしょうか。
だから、「偉くなりたくない」し、「向上心」がないんじゃないでしょうか。
だって、仕事をしてもつらいばかりで、何の面白みもない。
自分の未来がこうだと考えると、未来に希望が持てない。で、お金・お金、ばかり。
だから、子どもが平然と「金持ちになりたい」というわけです。
本気で考えているかは分かりませんが、具体的なイメージなしで「お金さえあればハッピーなんじゃない？」と思ってしまう。
偉い連中が保身と金でしょう？
こんな世の中で、希望を持て、という方がどうかしている。
そういう世の中だから、なんとなく不幸感、で、気力がなくなる。
こんなスパイラルを繰り返していたら、そりゃ、ニートも増えるっちゅうねん。
だから、大人から変わらなきゃいけないんじゃないですかねえ。
