ふと思ったこと。
日本がこれまで世界のトップクラスにいたのは、やはり良質で均一な教育の成果だと思います。
なので、実は詰め込み型の教育それ自体はハイレベルであれば十分理にかなった教育だったのではないでしょうか。
ただ、今後世界で生き抜くためには、それではダメです。
アメリカのような多様性を持つ企業の存在が不可欠です。
多様性を持つためには均一な教育ではダメです。そういう意味では、ゆとり教育はアリでしょう。
しかし、問題は多様性を許容する組織・大人がいなかったことです。
いくら多様性があっても、それを行かす方向へ持って行かなければ無意味です。というか、有害です。
残念ながら、日本の組織の多くは度量の小さい人間が上にいます。
そんな人間に多様性を扱えるわけがありません。
ゆえに、ゆとり教育が破綻するのは目に見えていました。
じゃあ、何が最適なのか、という問いに私は答えることはできません。
できれば、いっぱしの教育論者です。
ただ、知識はあるべきです。
そのうえで、それをどう生かすかは多様性の問題ではないでしょうか。