活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

金がすべてか

結局、資本がものを言うのかな、とセブンイレブンフランカーを食べながら思ったり。


フランカーとは、コンビニのレジ前にあるフライドチキンやコロッケなどの揚げ物類のこと。
おそらく一番おいしいフランカーセブンイレブンだなぁ、と思うわけです(例外もあるでしょうけど)。
でも、値段が高いかといえば、ほかのコンビニより安いものが多い。


安くておいしい。これ以上、文句をつけられるだろうか。いや、無理だ。
ほかのコンビニは値段に見合わない味です。
それは当たり前の話で、おそらくセブンイレブンは大量の資本を投入しているだろうと思われるからです。


一昔前までセブンイレブンフランカーはまずかった。
これは間違いない。
では、なぜセブンイレブンフランカーに力を入れたのか。
おそらく理由はローソンにあるはずです。
確か、ローソンが一番最初に店舗で油で揚げるシステムを導入したはずです。
ほかのコンビニではレンジで温めるだけの商品でした。
そして、からあげクンというヒット商品。
これに対抗するために、今ではセブンイレブンも油で揚げるシステムを導入しています。
もちろん、ヒット商品を開発できればいいのでしょうが、そうではなく一つ一つのクオリティーを上げているようです。


これができるのは、セブンイレブンが日本最大のコンビニチェーンであり、それを可能にする大資本を有しているからです。
ホットスパだのスリーエフだのは無理でしょう。


でも、思うわけです。大資本にかなわないのか。
いや、そもそも他店のやっていることに追随する必要があるのか。
例えば、フランカーにしてもNEWDAYSはやっていません。
ほかにやっていないという例でいえば、アイスクリームの販売はミニストップだけです。
前者はJR東日本系列という力を使って立地の良さで展開しています。
後者は独自性を売りにし、イートインのある唯一のコンビニです。
どちらも自分たちの強みを生かして、展開しているコンビニには違いありません。


このようにある一点において強みを発揮できることが大資本(JRも大資本ですが)に勝つ方法ではないでしょうか。
逆に言えば、追随するだけでは追い越せないし、いずれ体力勝負に持ち込まれ、負けは必定です。
だからこそ、違う道で戦うべきではないでしょうか。


と、セブンイレブンのコロッケを食べながら思ったり。