http://d.hatena.ne.jp/keitaro2272/20100224/1266954158
そう考えると、ドラえもんは素晴らしいコーチ(あるいはメンター)ですね。
ドラえもんの不思議道具は必ずのび太君に教訓を与えています。
ドラえもん自身も時に優しく、時に厳しく、のび太君に接しています。
しかし、そこにあるのは絶対的な愛情と信頼関係です。
これなくして彼らの関係を語ることはできないでしょう。
だからこそ、のび太君は幻の最終話で一人でジャイアンに挑むのです。
これまで、不思議道具の力なしにジャイアンに挑めなかったのび太君が初めて、しかも、自分のためでなくドラえもんのために立ち向かいます。
これこそ、二人の関係によって生み出された行為でしょう。
言葉だけではなく、行動(時に行動しないことも含めて)が伴ってこその関係です。
教育とは『しっかりと見守ること、そして言葉を投げかけること』ということをドラえもんは教えてくれているのだと思います
という言葉が端的に示しているでしょう。
ドラえもんこそが最高の教師ではないでしょうか。