活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

謹賀新年

2010年になりました。
あけましておめでとうございます。


なんでも、マヤによると世界は2012年に滅ぶとか。あと2年じゃないですか。くわばらくわばら(笑)。
いやぁ、人類は世界滅亡説がどうにも好きなようで。


さて、21世紀も10年を過ぎました。平成に至っては22年、おう! 平成生まれが社会人になるじゃないですか。
かつて小渕元総理(当時:官房長官)が「平成」と掲げ、もうそんな月日が流れてしまいました。
自分も年をとってしまったんだなぁ、としみじみ。


で、新年になって思ったこと。
「物を売る」「物を買う」という行為は納得感なのだな、と実感しました。
年末に携帯電話を買い替えた時のことです。
最近は携帯電話の本体だけ売っているんですね。で、その本体だけで機種変更が可能なことを初めて知りました。
友達に手伝ってもらって、携帯の本体を見てもらったわけですが、携帯にこだわりがないので使いやすい機種を探しました。


結果、本体6000円、機種変更代2000円で、予算6万円を大きく下回ることができました。
新機種のBraviaでもよかったのですが、それも3万程度でもともとの5万円を大きく下回っていました。


たかだか電話とメールだけなので、安い機体で十分な私としては非常に満足です。
もちろん、TVをしたい、ネットをしたい、ほかにもいろいろとしたい、という人には不満足でしょう。
そういう人は最新機種を購入すればいいわけです。


逆にいえば、私みたいな本の虫は、本を定価で買うことに何の躊躇もありません。
本を読まない人にとってみれば、どんなに無駄なことでしょうか。


しかし、どちらの場合も納得感があるからこそ、人は物を買うのです。
「物を売る」とは、その納得感を得られるかどうか、ということではないでしょうか。
モノ自体がどうであれ。


もっとも、ものが悪ければ安くしないと売れませんし、お客様との価値観の相違もあるでしょう。
そろそろ、我々は「物を売る」「物を買う」という行為に対し、真剣に考えるべき時ではないでしょうか。