http://npn.co.jp/article/detail/57919036/
椎名林檎は確かに「東京事変」として活動したあたりから面白くなくなりました。
毒が無くなるわ、無鉄砲さがなくなるわで、面白くないんですよね。
確かに、東京事変は整ってて聞きやすいんですが、同時に椎名林檎の特徴である「毒」がありません。
彼女が人気だったのは、曲そのものよりもスタンスだった気がします。
あの、斜に構えたスタンスこそが彼女の魅力でした。
同じように鬼束ちひろもそうです。
あの人も曲に毒が無くなってしまって、魅力を失いました。
世の中のアンダーグラウンドをどう歌いきるか。
そういう連中が保守的になったらおしまいですよ。
かつて安保闘争に明け暮れた青年が、いまや会社で権力闘争をしているように。
そういうんじゃないでしょう。
もっとアグレッシブに、もっと世の中を叩き壊していきましょうよ。
そういう負のエネルギーがなくなった歌手に明日はあるんでしょうか。