活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

ジェネレーションギャップというものだよ、少年

私たち「失われた10年」世代の上司は、いわゆる「バブル」世代。
いい意味でも悪い意味でも、「いけいけドンドン」です。
正直、気合いで何とかなると、あるいはやればなんとかなると思っています。


しかし、私たちはそうは思っていません。
なぜなら、この世の春と冬を見ているからです。学生時代はバブルを、そして就職時には大不況を。
自分の力ではどうしようもない現実があると理解しているのです。
だから、身の丈に合った生活をしているのも無理からぬことです。


同時に、自分の能力で何とかしようと思っているのも「失われた10年」世代です。
社会や企業に頼らない生き方を模索しているのも、この世代ではないでしょうか。


それに対し、バブル世代、あるいはそれ以上は「日の丸親方」が何とかしてくれると考えています。
それ以前に、お金の使い方が違います。
大量生産、大量消費、その考え方が抜けていません。
今の時代、大量に売れる時代ではないのに、大量に売れると考えていること自体、時代遅れと言わざるとえません。


売れるためには、その人のニーズに合わせなければならない。
最大公倍数はあるものの、それが大ヒットにつながりづらい時代にもなっています。


会社の舵を取る人々がバブルを忘れない限り、日本の企業はダメなのではないか、と思います。