結局、マンガが好きなんだけどね

Pumpkin Scissors(12) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

宙のまにまに(7) (アフタヌーンKC)

まあ、相変わらずといったところでしょうか。
面白いんだけど、そこまで面白いわけでもない。出来はいいんですが。
このままでも、しばらくは続くとは思うのですが、こちらを突き刺すような面白さが足りないんですねえ。
かといって、切り捨てるほどつまらなくないし。
つまり、「細く長く」タイプの作品だということでしょう。
それは戦略として間違っていませんが、できればもう少しチャレンジしてもいいと思います。

70億の針 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

帯の宣伝と設定に面白そうだと買ってみたものの、それほどでもなかった。
まあ、1年かけて3刷ならメディアファクトリーとしては売れ筋なのかもしれませんが、マンガとしてはいまいち盛り上がりに欠けます。
設定として、他人とコミュニケーションが取れない少女という題材は現代を映した、タイムリーなネタですが、もうひとひねりほしいところです。

これじゃ、あまりにも帯に宣伝文書いた人が金で書きました、と言わんばかりの内容ですよ。
もしかしたら、2巻以降面白くなるのかもしれませんが、現状の判断では面白くなる要素が見当たりません。少女のトラウマになった過去にクローズアップするのでしょうか。

これだったら、『閉ざされたネルガル』を買ったほうが良かったか。
うむむ、チョイスミスか。