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マンガを読みふけっているなぁ。
また、ギャグ、ハートフル、SF、ノワールと多種多様ですわ(苦笑)。
ふと、マンガを読んでいて、「ラブコメ」を分類する方法について考えてみました。
おおむね、こんな感じではないだろうかと。
横軸が純愛・ハレーレムに対し、縦軸がリアル・ファンタジーになります。
横軸は一人の人を愛するか、美少女ゲームにみられる複数の女性との恋愛か、の違いになります。
縦軸は少女マンガのような現実に近いか、それとも少年マンガにみられる荒唐無稽さか、という違いです。
たとえば、第一象限(つまり、右上)に入るのは『僕の初恋をキミに捧ぐ』『君に届け』などのマンガでしょう。
それに対し、第三象限(つまり、左下)に入るのは『ラブひな』『ハヤテのごとく!』などになります。
第四象限(つまり、右下)は「セカイ系」の作品が入るのではないでしょうか。
こう考えると、圧倒的に多いのは第一象限と第三象限であり、第二象限のマンガはほとんどない、といえます。まあ、複数の女性(男性)と付き合う人間のリアルな物語を見たい人がいるか、という問題になりますが。それはそれで『バクマン』でシュージンがちょこっといっていた「何マタかけられるかを競うマンガ」みたいになるのでしょうが。
そして、もうひとつ見えることがあります。
少女マンガはリアル純愛系を好むのに対し、少年マンガはファンタジーハーレムを好むということです。
逆だときっと売れないんだろうな、と思うわけです。
この辺りは男性と女性でマンガに求めるものの違いではないでしょうか。
マトリクスを用いて、ラブコメを解釈できないか、と考えて実行してみましたが、意外にできてしまうものですね。
しかし、あまり面白くない気もしますが。当たり前すぎて。
このようにジャンルを区分すると、見方を変えることができて、少し面白いとも思います。
本格的にやれば、これだけでラブコメ論が書けてしまいそうです。