- 作者: 松下幸之助,松下政経塾
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/03/24
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どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
- 作者: 小宮一慶
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/03/15
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人を助けるとはどういうことか 本当の「協力関係」をつくる7つの原則
- 作者: エドガー・H・シャイン,金井壽宏,金井真弓
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2009/08/08
- メディア: 単行本
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成長するに当たって一番大事なことは「素直」なこと。
素直さがない人に成長はあり得ない。
かの松下幸之助は、まさに実直に「素直」であった人だったそうです。
ほかに「正しいことをする」「日々修練する」ことを挙げています。
この「正しいことをする」というのは、『「社長力」養成講座』でも必要性を語っています。
「正しいこと」とは、信念やヴィジョンを持つということ。
それがない人間・会社に人はついていきません。
ただ、信念やヴィジョンを語るのではなく、本気で実行するということです。
どの会社でも社訓・社是はあります。
しかし、社長が率先し、幹部が実践する会社がどれだけあるでしょう。
儒教ではありませんが、上司と部下の関係は、国王と臣下、親と子の関係ともいえます。
親や王が率先して行わなければ、どうして臣下や子がついてくるでしょう。
親が「清貧であれ」と言いながら贅沢をしていたら、こどもは親の言うことをきかないはずです。
そんな当たり前のことができない人がどれだけいるか。
松下幸之助は掃除の大切さを説いていました。
それは掃除が人間の性格を表すだからそうです。また、掃除自体が仕事と同じだともいっています。
つまり、掃除の態度がその人の態度そのままであり、掃除の工夫ができる人間は当然仕事でも工夫ができるというわけです。
会社とは人の集まりです。
人によって会社が成り立っています。
その人と人が助け合い、また人が会社を助け、会社が人を助ける。
そのあり方こそが会社の正しい姿ではないでしょうか。
ビジネス書籍を読めば読むほど、世の中の人々ができていないのだと痛感(自分を含めて)。
だから、日本の会社はダメなんですね。
人がダメだから、会社もダメ、社会もダメになる。
当たり前のことなんですね。
でも、その当たり前が分からない人の多いこと、多いこと。