- 作者: 浦沢直樹,手塚治虫,長崎尚志
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/06/30
- メディア: コミック
- 購入: 14人 クリック: 103回
- この商品を含むブログ (228件) を見る
さすがは浦沢直樹。泣かせに来ますね。
ただ第1巻からそうでしたが、泣かせようとしすぎているようにも思えます。
面白いんですけどね。
しかし、『PLUTO』のラストシーンというか最後のコマはやりすぎです。
あれはないでしょう。
あざとすぎです。
サスペンスとしては面白かったですが、ミステリとしては微妙。
ですが、浦沢流アトムを描こうとしている姿勢には共感できました。
手塚が何をアトムに託そうとしたのか、何を描ききれなかったのか。
その意味で浦沢がロボットに何を描こうとしたのかは明瞭でした。
メッセージとしては成功ですし、納得できるものです。
でも、やはり、あの最後のコマはあざとすぎです。