活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

何事も本質が大事

社会人なので、多少経済や経営について勉強しております。
私は純文系で文学部出身なので、経済のことは分かりません。なので、初歩の初歩から勉強しているわけです。


そんなわけで、マーケティング
以前にも何冊か読んでいますが、この本が見開き1ページで一つのことを説明しているので非常に分かりやすい。
もちろん、細かいことは分かりませんが、それが何を意味しているのか、が知りたい場合には充分な情報量です。
「レパートの法則」や「マズロー欲求5段階」「AIDMA」「AISAS」などマーケティングの基本と言える言葉の説明ももちろんあります。


以前読んでいた本はもう少し難しかったのですが、今回の本を読むと、以前読んだ内容が「ああ、そういうことだったのか」と分かりました。
そこで思ったことは、やはり普段生徒に言っている通り、何度も繰り返すことが重要なんだな、ということでした。
一度読んだだけではどうしたって理解できません。
実践してみるか、何度も同じような本を読んで多角的に見ることが重要です。


マーケティングに戻って。
マーケティングは今流行のものですが、その実、実像があるわけではありません。一つの方法論です。
ですが、マーケティングをすれば何とかなるようなイメージがあるのもまた事実です。
重要なのはマーケティングそのものではなく、顧客の求めるものを理解し、それをどう提供できるか、ということです。
そのための方法論がマーケティングであり、それがないマーケティングは何の意味もありません。
当たり前ですが、これだけ世にマーケティングの本が出回っている事実が、それを理解していない人が多い、ということでしょう。