活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

面白いものに飢えているんです

ようやく一段落です。
春期講習も終わり、クロージングも終わり、校舎運営もある程度回るようになりました。
これで上司の無茶な要求さえなければ万事うまくいくのですが。


それはさておき。
やっぱり自分は本が好きなのだと改めて認識しました。
この2週間くらいで10冊近く消化しました。
今日は寝て帰ろうと思っていても、つい読んでしまう。そういうのをブックワームというのでしょうね。
本はやはり面白い。


それに比べて映像のなんと貧弱なことか。
久しぶりの休暇で『ウォッチメン』を見に行ったのですが、微妙でした。
確かに、ヒーローの暗黒面を全面に出していて、ヒーローの葛藤や人間性を描いている部分は興味深かったです。
ですが、なんとも中途半端な終わり方に少々もの足りません。
そもそも、アメコミの映像化だそうで、どうも他のアメコミヒーローをパクッているようです。
なので、それが分からないと何とも笑えない感じです。それこそ「悪い冗談」ですね。


ここ最近、TVや映画、アニメといった映像作品が面白くありません。
どれも小説やマンガの映像化ばかりで、オリジナルの作品がまったくありません。つまり、映像業界で面白い脚本を書く実力がないということなのでしょう。
もちろん、ずっとそうだったわけではなく、ここ6,7年面白くありません。
小説が面白くなかった時期があったのですから、映像が面白くない時期もあるでしょう。


ですが、そろそろ映像側から面白い作品が出てほしいものです。
特にアニメにいたってはマンガの映像化だけでほとんどオリジナルがありません。
戦略的にメディアミックスが発達している以上仕方ありませんが、宮崎アニメ以外でもオリジナルを見たいものです。もっとも、宮崎アニメもマンガの映像化ですが。
もう少し、映像も頑張ってほしいものです。