ジャンプはハガキによる人気投票を実施し、その結果に基づいて雑誌への掲載順、継続・打ち切りを決めているそうです。
いわゆる「ジャンプシステム」といわれるものです。
確かに、読者の意見が直接反映されています。それは非常に公正で適正と思えます。
しかし、同時に読者の意見（世論）は移ろいやすいものです。指数的に上昇したと思えば、同じだけ下降します。
また、本来であれば、そこで終わって新しい作品へ移行すべきところが、人気があるためにいつまでも終われない状況をも作り出します。
その辺りについては、今週のジャンプに掲載されている「バクマン」に詳しいです。
我々は移ろいやすい。
世間やメディアの意見に流されやすい。
世論を反映しやすい政治体制である現在、その世論が正しくない、コントロールされる、では意味がありません。
マンガにしても、ジャンプシステムでは拾われない作品が多くあります。
例えば、それをジャンプスクウェアなどで拾えるならいいのですが、そこは集英社さん、いかがなんでしょうか。
見た感じ、そう感じられないのですが。
