活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

映画界にも革命を

『チェ 28歳の革命』
川崎のシネ・チッタで見ました。イタリアをイメージした外装だったのですが、中身はなんてことはない単なるシネコンでした。


それはさておき。
映画自身は2時間半の長い話でしたが、飽きずに見られました。
チェ・ゲバラの革命家としての一生を追ったドキュメンタリー風の映画です。
カットバックを多用して、エピソードとエピソードを結びつける手法でしたが、ヨーロッパ映画ではよく見られる手法です。


チェ・ゲバラという誰もが知っている英雄を映画にすること自体は今まであっても良かったなと思っていますが、意外にありませんでした。その点で、今回の作品は期待を込めていたのですが……可もなく不可もなし、といったところですね。


ただ、チェ・ゲバラ役が本当にそっくりで吃驚しました。
思わずホンモノ? と疑ってしまうほどです。


本編は前後編に分かれており、今回は前編だけだったので後編に期待です。


ただ、「シネマニア」で君塚良一が言っていた「面白くない映画は物語の途中でテーマを言うんですよ」というような、あからさまに面白くない要素はないので、そこそこは楽しめると思います。