活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

書籍の明日はどっちだ

今日は13時間も寝てしまいました。起きたら昼って……。
まあ、センター試験も終わってようやく一段落付いたところです。


書店繁盛記

書店繁盛記


この本をリブロで買って、Amazonで紹介するのはいかがなものかと思うのですが、それはさておき。
書店はやはり大変なんだな、と実感。


問題は出版社→取次→書店という流通体制と再販制度にあるのだと思うのだけれど、一方でそれが日本の活字文化を守ってきたのもまた事実。
だから、そこにつけいったAmazonが儲かるワケなのですが。
問題の一つは書店の発注数が必ずしも(ほぼ100%)入荷されない、ということでしょう。
それが中小書店を圧迫し、大規模書店やネット書店に流れる要因です。
さらに、再販制度により値引きができないので、どこで買っても同じになってしまう。それが大規模書店やネット書店に流れる一因になっている。


流通や小売りが激変しているのに、出版だけが変化しない理由はありません。
特に、情報という面で言えばネットやテレビが主流を占めている時代。
出版も本をどう売るのか、真剣に考える時期に来ているのではないでしょうか。


ただ、アメリカのような出版体制では日本の出版は崩壊するのは目に見えていますが。