活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

受験ペナントレース開幕

センター試験2日目。


理数科目でしたが、理科科目はまったく見ていないので、割愛。
数学は数学?Aは非常に「センター試験」らしい問題でした。出題の仕方もオーソドックスでしたし、やり込んだ人なら100点だって無理ではない内容です。
逆に、数学?Bは非常に難しい内容でした。昨年よりもさらに平均点は下がると思われます。もしかすると(いや、かなりの確率で)、40点台になると思います。
不思議だったのが、微分積分がほとんどなかったこと。式の途中で若干使用しますが、それがメインで出題されることはありませんでした。その点で、微分積分対策をしてきた生徒には不利か。


自分の校舎に限って言えば、全体的に非常に悪かったです。
悪いという意味は、模試の結果に対して本番の点数が、という意味です。
もちろん、高い点数をとっている生徒もいます。しかし、高得点を狙える生徒(例えば、英語で160点以上)が軒並み130、140点台だったことです。
この原因は試験会場の緊張感だと考えられます。
緊張感に飲まれて、あるいは昨年簡単だった第5問が急激に難しくなったために、焦ってしまうパターンです。
ほとんどの生徒が私立受験者なので、不幸中の幸いと言えますが、「本番慣れ」というのが課題となりました。


ただ、同時に確信を持てたこともあります。
それはセンター試験は「量をこなすこと」だということです。
センター試験の過去20年分(本試・追試を含む)を解かせ、さらにZ会駿台、河合の予想問題パックをやらせた生徒は170点台をたたき出しています。
同時に、それができていない生徒は模試で180点を出しても、本番では140、150点程度でした。
これはどれだけ量を解いて問題の種類に触れているか、ということです。
そのことで、TOEIC傾向の問題が出ても対処できたわけです。


それは他の科目にも言えることです。
それができていない生徒は点数がとれない。ゆえに、センターは量を解いた生徒、すなわち正攻法で勉強してきた生徒に有利だと言えます。
「問題傾向が」とか「即答方法」を考えている生徒は、センター試験では点数をとれません。
センターに限らず、私大入試も同様です。


今年の3年生には、それを叩き込んだのである程度点数はとれました。
失敗だったというならば、本番の緊張感でも耐え抜く力をつけられなかったことです。
この点は他の予備校の模試をうけさせるなどで、充分にカバーできたので、そこは悔やまれるところです。


ぜひとも、私大入試では挽回してほしい!