活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

仕事が好きになる


面白い!
私がビジネス書に飽き飽きしていた部分を見事に解決しています。


これまでのビジネス書の多くは目標は掲げるものの、「じゃあ、具体的な方法論は?」と聞くと、「いやぁ、一言では語れないな」という具合でした。
しかし、本書では逆に「こういう方法を用いれば、こうなる」と枠組みを作り上げています。
最終的にいいたいことは「チャンスを掴め」なんです。しかし、そのチャンスを掴むためには、それを支えるための行動が必要だ、と勝間さんは言っています。


結局、日常生活でどれだけよい習慣を身につけられるか、そこで人生が決まってしまいます。
(まるで『7つの習慣』みたい)
だからこそ、方法論が重要になってくるのですが、微妙なビジネス書はそこをはぐらかします。
逆に、読んで面白いビジネス書はそこを明確にしてくれるんですよね。


明確な方法論とプロセスを積み上げることで、自分の能力が高まる。
その能力によって、周囲の人付き合いをすることでよりよい環境を作り上げられる。
そして、チャンスが来たときに確実に掴むことができる、というわけです。
その方法論とプロセスに、本書は2/3以上費やしています。


これは必読です。