私は古典や王道と言われる作品は基本的に読みません。
しかし最近、そこに踏み込まざるを得ないかな、とも思っていました。
そこで、最近は古典や王道、定番を読んでいるわけですが、今回は。
- 作者: サリンジャー,野崎孝
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1974/12/24
- メディア: 文庫
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はっきり言ってよく分かりません。
おそらく、これ以降の海外作品はJ.D.サリンジャーに多大なる影響を受けているのだな、ということは理解できますが、サリンジャー自身の作品がよく分かりません。
まるでポストモダンの戯曲を読んでいるようです。
サミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』のような作品です。時代からいって、その辺りのいわゆる「不条理劇」の影響を受けているのかもしれません。
サリンジャーの代表作『ライ麦畑でつかまえて』を読むべきか。悩むところです。