http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/internet/141326/
昔、夢想していたことが現実になりました。
かつて、友人とやっていた総合型投稿サイト構想に、新人発掘企画が合わさったような企画です。
あの頃はそうすることで、面白い作品に出会えると信じていました。
しかし、今は少し違います。
ある程度バイアスをかけてやらないと、やはり面白い作品は生まれないと考えています。
この企画の底には、ケータイ小説の成功があるのだと思うのですが、あまりにも簡単に投稿でき、公開できる仕組みは膨大なデータを生み出すだけで、そこから良作・金の卵を発掘するのには費用対効果がかかりすぎます。
特に、出版社が提供する投稿サイトでは、プロを目指す人間が主体となり、しかも、今まで（色々なバイアスに）弾かれていた作品まで投稿されることになります。
もちろん、やり方によっては読者投票によって作品が見いだされると思います。
しかし、それは個人サイトという自由な空間だからこその現象だとも考えるのです。
やり方を間違えると、無駄なサイトになってしまいそうです。
ただ、もちろん、面白い試みだとは思います。
願わくば、ここから面白い作品が生まれることを期待します。
