最近、新しい作家を発掘していません。
既存の(つまり、知っている)作家以外読んでいません。
その良さが分かっている作家なので面白いんですが、久しぶりに新人作家を発掘したいな、と思うのですが、思うように面白い作家に出会えない。
これは新人作家が面白くないのか、それとも、新しい感性に対して文学賞が硬直化しているのか。
『削除ボーイズ0326』のような設定の新しさ、『でかい月だな』のような文章の爽快感が見られないんですよね。
それこそ一年に一人出会えればいい程度です。
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一発屋でもいいから、とにかく面白い作品を出してくれる作家はいないのでしょうか。
売れるのも大事ですが(むしろ、そこが重要?)、すべてを突き抜ける作品に出会いたいモノです。