本当に世の中はお馬鹿ばかりですか。
生徒伝いに、あるトップ校の教師が「大学受験校は２校でいい。それこそ１校で充分だ」なんてのたまっているそうで。
はあ、大先生は言うことが違うわけですね。
アホですか。まるで生徒のことを考えていない発言です。
塾産業に身を置く私としては、すべてが生徒のため、なんてのたまうことはできません。しかし、それでも商人のプライドとして、相手に損をさせないプライドがあります。
そのために最低５〜８校は受験しなさいと教えています。それは挑戦校２校、実力相当３校、滑り止め３校という考え方に基づいているからです。挑戦校は塾の成績として高いところを受けさせていますし、絶対に大学生にするために安全圏を受験させています。
しかし、それでも学部学科などは生徒の条件を最大限受け入れています。むしろ、生徒の希望を叶えるために、早い段階から受験内容を指導しています。そこは商人としての矜持とモラルです。
あれですか。大先生ともなると、言うことが違うわけですか。どこぞの大作家先生や大教授先生のごとく。
もっとも、それは上層部にも言えることですが。
結局、売り上げだけしか考えておらず、顧客満足度なんて言葉だけのことがのたまえるわけです。
どう考えても、その場の勢いでしか発言しておらず、自分の自己満足に過ぎません。
自己満足。
その言葉が世にはびこっています。
一時の感情に流されて、下らない言動に走る風潮は何とかならないものですかね。
見ていて不愉快です。
もっとものを考えてから発言して欲しい。
というか、自己満足に他人を巻き込むな、といいたい。
ホント、無駄なことに疲れることが嫌です。
