筑波小劇場『殿様バッタ』（再演）を見に行きました。
知り合いがいるので、筑波くんだりまで行ってきました。
学園祭のときにやっていた芝居を、キャストを変えて再演したそうです。
何やら人気があったそうで。
評価から言えば、学生演劇の40分程度の芝居なら割と面白い、といったところ。
まず、40分という時間でよかったです。これが下手に１時間を超えるようであれば、面白くなかったでしょう。
その理由は主に二つ。一つは脚本の問題、もう一つは役者の問題。
脚本についてですが、ショートストーリーとしては面白かったです。ただ、話に展開がなく、長く続けようと思うと無理がある内容です。なので、40分で正解です。
もう一つ、役者についてですが、基本役者は勢いがあって、こういう笑いの舞台向きでした。ただ、場面転換が非常に弱いですね。笑いをやって、次の流れに持っていけない。
笑わせておしまい、笑わせておしまい、笑わせておしまい、と単発で、連続性がありません。
なので、結局ラストのオチも単発になって、それほど笑いに持って行けていませんでした。
よって、それなりに面白いのですが、キレがないので、それなりに、という評価ですね。
