結局、努力って振り返ってみると、たいしたことをしているわけではありません。
その時は「俺ってすげー頑張った」と思うのですが、思い返すと「たいしたことでもないじゃん」と思い直すわけです。
それでも人間は嫌なことをすごく忌避します。本当はたいしたことないのに。
それがいけないんですよね。
たいしたことでもないことを回避する、すると、それより無理なことは絶対にやらない。ゆえに、自分のできることが狭まる。
ダメ人間デフレスパイラルですね。
だから、実行するって簡単なことですが、難しいことになってしまうわけです。
そういう人間が増えるから、社会全体のスペックが落ちるのです。
社会全体のスペックが落ちると……それは言うまでもありません。