活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

変革せよ、出版

やはり自分が考えることは他人も考えるのだな、と思いました。
書店でもポイントカードができないかな、と思っていたのですが、ブックファーストはすでにポイントカードもどきをやっていました。それは、CDファーストでCD・DVDを買ったときのポイントによって、ブックファーストでの商品券がもらえるというものでした。
おそらく、ポイントカードそのものはできないための苦肉の策と思われます。


もうそろそろ書籍は再販制度を止めるべきだと思うのです。確かに、著作者の印税を守る面では、定価販売にならざるを得ないのですが、逆にそれを変えることで書籍の自由化は実現できます。
一番よいのは、インセンティブ制にすることです。基本となる報酬を決め、一定の販売数に応じてインセンティブを与える。この方法なら、これまでの印税制と大差はないはずです。インセンティブ制によって、値段も多少値下げすることができるはずです。


あるいは、ポイントカードという方法もとれるはずです。
何らかの形でお客様にペイバックできないと、書店というシステムそのものが崩壊しかねません。現に、Amazonは10%オフなどやっているわけですから。書店ができないというのは制度上の問題に他なりません。


書籍を巡る法律、流通などのシステムを一新する時期に来ていると考えます。