責任って何でしょうか。
最近、責任責任って。一連の食品問題しかり、亀田問題しかり、世間が責任を問うことが多くなりました。
でも、何かおかしいとも感じます。
責任って、つまりは義務ですよね。
そうしなければならないこと、のはずですが、それが拡大解釈されているような気がします。あるいは、厳密化でしょうか。
結局、責任責任っていう人は、責任をとりたくない人か、そういうことで無責任に憂さを晴らそうとしている人のような気がします。
責任って何でしょうか。
なんでもかんでも責任の一言で済ましているのではないでしょうか。
責任と言えば、それが通るような。まるで「免罪符」のようなものですね。
もし、今のような責任の問い方なら、アメリカ式の職種にすべきではないでしょうか。
つまり、ここからここまでと自分のやる仕事が決まっているスタイルです。
そうすれば、その中で起こったことは自分の責任になります。そこで責任を問われれば明確でしょう。
しかし、今の日本はどこからどこまでが自分の責任なのか分からないし、誰が最終的に責任をとるのかがなし崩し的です。
そんな状態で、責任を問うても何の解決にもなりません。
責任って何でしょうか。
その中身と背景を考える必要があるのではないでしょうか。
