活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

鏡合わせと背中合わせ

やはり、自分が考えることは人も考えるのだなと再認識しました。
まだ読んでいないのですが、東野圭吾探偵ガリレオ』は超文系と超理系のコンビが難事件を解決する物語だそうで。
同じことを私も考えていました。以下がその端書きです。


「名探偵の不在」
 超文系の青年と超理系の少女の物語。
 物語の舞台は二人が通う高校。「完全なる名探偵」と呼ばれる生徒がいた。しかし、不意に彼(彼女?)が不在になってしまったことから、高校には謎があふれ出す。それを文系である青年と理系である少女が解決する。


・超文系の青年。「三枝十二」
 図書委員会。古今東西の文学に精通。もちろん、ミステリも。社会系学問にも才能を発揮するも、理数系はまったくダメ。ある文学新人賞を受賞し、現在新進気鋭の新人作家としても活躍中。
 父親が三枝(さえぐさ、読み替えると「さんし」)だから、十二と名付けた。当の父親も三枝双六。
 あだ名はトニー。十(とお)と二(に)だから。


・超理系の少女。「江崎れおな」
 理化学研究所の共同研究員。高校生にして、付属大学の研究所の研究員でもある。コンピュータ並みの処理能力を持ち、計算・図形・空間認知・物理・化学などあらゆる学問に精通している。が、まったくの読書音痴。芥川や赤川といった著名な作家さえ知らない。
 父親もまた高分子ポリマーの研究者であり、江崎玲於奈にあやかって、「れおな」と名付ける。


結局、ネタも尽きかけているのですね。あとはいかに早くネタを出すか、そのネタに付加価値をつけられるかが焦点となるわけです。
今後の文学賞を受賞するためには、そういった部分が必要になるでしょう。


人の想像力は無限のようで、限界があるのですね。