活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

眠い……

お酒を飲んだのはよいのですが、そのまま寝てしまったのがいけません。
眠った気がせずに意識が明瞭ではありません。


昨日、見学者『次の出発』を観ました。
まだ初日なので、内容を詳しく書くと問題ですので、簡単に感想だけ。
台本が最悪でした。演出が自己満足です。でも、役者はそれなりによかったです。


基本は不条理劇で、『ゴドーを待ちながら』を意識されています。しかし、不条理ではなく単に物語が成り立っていないだけでした。しかも、長い。無駄に長い。2時間の公演でしたが、1時間で終わった方がまだよかったです。


他にもコロス劇を取り入れたり、錬肉工房のような言葉を手がかりにしようという試みは観られますが、すべて失敗です。役者がコロス劇や言葉の再構築を理解していないために(むしろ演出も?)、コロス達は単なる予定調和の動きしかできず、しかも内容的に意味ありげにしようというだけの役割でした(意味がありそうでまるでない)。
言葉に至っては、もう演出の自己満足としか言いようがありません。日常的な言葉と非日常的な言葉(心の吐露・コロス的手法)に分かれているのですが、日常的な言葉だけで構成した方が見ることができます。それで淡々と進行すれば、まだ救われた気がします。
役者も日常的な言葉は演じられるのですが(巧い方も何人かいました)、作られた非日常的な言葉になると、まるで高校演劇にありがちな演技になってしまいます。


最近、焼酎の飲み方が変わってしまいました。前は水割りで呑んでいたのに、ロックでなければダメになってしまいました。アルコール度数が増えるのはあまり言い傾向とは言えません。すべてはストレスですが。
そんなストレスを吹き飛ばしてくれるものはないものでしょうか。