活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

象徴記号としての

Gyaoで『リーンの翼』がやっていました。
一話だけ見ていたのですが、いきなり米軍基地攻撃から始まっていました。しかも、「米帝」とか。
なんでしょう、富野さんとか押井さんとか、学生運動に参加あるいは影響を受けたであろう人々はアメリカが嫌いなんでしょうか。


正確には、アメリカ軍やアメリカ政府なのでしょうが、安易な記号としての「敵」のような気がします。
同じようなことがアメリカの「悪の枢軸国」や北朝鮮の「日帝米帝」にも言えます。そうやって、分かりやすい敵を作ることで、自分自身の問題から逃げ出しているような気がします。


結局、記号に過ぎないのだから、中身を見ていないのですよね。中身を見ないことで簡単に対象を憎悪できる。
なんでしょう、そういった出来事は世の中に溢れている気がします。