活字中毒の溺れる様の記

これは、よくいる活字中毒者が溺れ死ぬまでの記録である……なわけない(笑)

いやぁ、映画ってホントいいものですね

という水野晴郎の言葉を知っている人は少なくなっているんでしょうね。
「さよなら、さよなら、さよなら」とか、「貴方のハートには何が残りましたか」とか、そういえば最近コメンテーターがいないような。


いえ、それはどうでもいいんですが。
トゥルーマン・ショー』『私の頭の中の消しゴム』『ビッグ・フィッシュ』を観ました。
どれもよかったのですが、やはり『ビッグ・フィッシュ』がよかったです。さすがはティム・バートン監督。あの独特の世界観はどの作品でも変わりません。嘘つきだと思っていた父親の人生が、実は少しだけ楽しくするために脚色しただけでほとんどが実話であることが明らかになっていく手法には感動を覚えました。
それだけではなく、所々に出てくる役者が個性派なところもティム・バートンのいいところです。


本当は当初公開されたときに劇場で観たかったのですが、行けなかったんですよね。それでDVDで観たわけですけど、これは是非とも劇場で観たかったです。
確かに、同じものを観るわけなのですが、どうしてか劇場と自宅では受ける印象がまったく違うんですよね。たいしたことのない映画も劇場で観ると割と面白かったり。
多分、映画というものは作品だけでなく、劇場という舞台装置が付随して初めて意味をなすのじゃないかな、なんて思いました。


ホント、今日一日はなんか満たされた気になりました。


いやぁ、映画ってホント、いいものですね(苦笑)。