- 作者: 前田忠志
- 出版社/メーカー: 実務教育出版
- 発売日: 2012/03/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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たいていの場合、自分が望んでいない行動(わかっちゃいるけど止められない)はネガティブにとらえられます。
しかし、NLPはそういう行動でさえ肯定的な意味があり、行動そのものを否定しません。
自分が望んでいない行動をするのに肯定的な意味があり、だからやってしまうんだ、という論理展開を導き出しています。
だから、行動そのものを否定してしまうと、自分自身を否定してしまうことになる。
そのため、人間は望んでいない行動を改善できないのだというのです。
なるほど。確かにその通りだ。
分かっているけど止められない、だから、止めようとすると過去の自分を否定せざるを得ない。
しかし、NLPはそうではなく、それはそれとして正しい。でも、望んでいないのなら、望む方向へ変えればいい。過去も未来も、否定されるものではないのだから。という論旨です。
これならば、心理的障壁は低くてすみます。
そのうえで、様々な取り組みがあるわけですが、その詳細は本書を見ていただければ分かります。
やりなおし高校世界史―考えるための入試問題8問 (ちくま新書)
- 作者: 津野田興一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/01/09
- メディア: 新書
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確かに、受験日本史・世界史は暗記に偏る傾向があります。実際、私大においては私自身も暗記でなんとかできると強弁しています。
しかし、大学が見たいのは、世界史の流れをどう理解しているか。
ゆえに、国立大学は記述を設定します。
記述式にして他人に対して説明できるか。
他人に説明できるということは、その事象を理解していることです。
そのレベルまで来ると、世界史も日本史も非常に面白いんですけどね。